見た目の若さの秘訣は血管にある!「整体パワー」

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見た目の若さの秘訣は血管にある!「整体パワー」



今回は、見た目の若さの秘訣は血管にあるというお話です。

これまでも、「整体は美容法そのもの」ということを言ってましたが今日は具体的にお話しますね。

キーワードは、「血管と皮膚」です。

見た目の若さは血管で決まる

女性のほっぺた


「血管の硬さ」と「見た目の若さ」には相関があります。

「えー!なんで?」って思いますよね。

では、この衝撃の事実を説明していきましょう。


ご存知と思いますが、血管は硬くなると壊れやすくなります。

大雨が続くと川が決壊するようなもので、柔らかさを失うと血流の力に耐えられなくなることがあります。


いぜん、人工透析をしているお客さまの腕からダイレクトに血流を体感させてもらったことがありますが、新幹線が通過しているような猛スピードでビックリ!!

硬いと壊れるのもわかる気がする・・・と。

そして血管の硬化は日常生活が大きく関係していて、主要な血管が壊れると大変な病気になってしまいます。

「それはそうだけど、なぜ見た目の若さと関係あるの?」

ってことですよね。

それは、

血管の先にある毛細血管が壊れやすくなるからなんです。




肌の老化は毛細血管が減るから

毛細血管のイメージと注意マーク


全身のあらゆる血管をつなぐと10万キロ(地球2周半)になるとも言われています。

そしてそのほとんどは毛細血管です。

でも、それは20代の話で加齢とともに減少・・・。


数十兆個もある人の細胞が元気でいるためには十分な酸素や栄養が必要です。

そのため、血液が血管から毛細血管を通って全身の細胞に届けていますよね。

でも、60代になると毛細血管は40%減っているので、20代と比べて肌にいく栄養も40%少ないんだとか!

これが加齢とともに肌のハリがなくなりシワが目立つようになる原因と考えられます。


コラーゲンなど栄養たっぷりの食事を、
どんどん「お肌にとーどけ!」
と期待して食べたとします。

でも皮膚などの各細胞たちは、
「いや、あまり届いてませんけど?」
となっているわけです・・・。

とくに顔の皮膚は薄いのでハリツヤを保つのが真っ先に困難に。


つまり、

  1. 血管が硬いと毛細血管の減りが早い
  2. 肌に栄養がいき届かなくなりシワやタルミができやすい


と考えられています。

でも、それは自然の摂理だからしょうがないと諦めるしかないのでしょうか?

いやいやいやいや、そんなことはありません!

肌の老化を止めることはムリでもスピードを遅らせることはできます。




血管の若さの鍵は“NO“

砂浜に書かれたNO


1998年、体内での「NO」(一酸化窒素)の発見がノーベル賞受賞となりました。

(「ノー」ではなく「エヌオー」といいます。)

NOは「血管を若返らせる物資」と言われています。

どういうことかというと、血管を柔らかくしてくれるのです。

これが本当にすごいんですよ。


血管の壁は3層になっていて、その中には筋肉もあります。

NOが発生するとギュッとなった血管の筋肉が広がり一気に血流が増加する!

滞っていた血流がまるで新幹線のように、そりゃー!っと流れ出すんですよ。

つまり、血管を柔らかくするにはNOで筋肉の緊張を解けばいいんです。


でも、NOは体内で自然に発生しています。

食事や運動も大切ってことですが、硬くなった血管は減塩をしてもウォーキングを続けてもなかなか成果は出ません。

なので、NOの発生をもっと増やす必要があるのです!

そして、最新の研究でNOが増えるコツが判明しました。




整体でNOを増やす

人差し指を立てる女性


その方法は、ダイレクトに血管にアプローチすること。

例えば、ストレッチです。

ストレッチをすると血管が伸ばされ細くなるのでいったん血流が滞ります。

元に戻すと血流が解き放たれ、
そのときNOが大量に出ることが確認されました。

ポイントは、伸ばしたところをまたすぐ伸ばすと(血管が細くなるので)NOが出なくなります。

なので、しばらく休憩してリラックスさせておくこと。


そしてこれって、
整体での体がほぐれるメカニズムと同じことなんです。

参照記事:【施術論】体がほぐれるメカニズムと整体の真髄


これまでも当サイトでは、

  • 整体とは体をほぐすこと
  • その目的は血行の促進


とシンプルに言ってきました。


軽く皮膚をマッサージしただけでも皮膚の細胞がNOを合成して出しますが、血管は筋肉の中にも多くあるので皮膚だけではぜんぜん足りません。

コリを捉えて押し込むことで血流をいったん止めます。

その後はさきほどのストレッチと同じ原理です。

例えばガチガチの筋肉を押し込んで、
「う~む、手ごわいな。」
と思っても、
いったんその部位から離れてまた戻ってくるとフワッと柔らかくなっている、そんなイメージ。


ストレッチとの違いは、強いコリは押し込まないとほぐれない。

また、人の手でダイレクトに心の部分にまでアプローチすることです。




皮膚と筋肉と心の部分へのアプローチ

整体の施術風景


もっと大きなくくりで「人間全体」を俯瞰すると、整体の可能性は無限に広がるし施術の効果も上がるはずです。

例えば、さきほどのNOの働きってめちゃくちゃすごいじゃないですか。

健康にも美容にも救世主のような存在ですよね?

だからただ「NOを増やせばいいんだ!」
というのではなく、
同時に心の部分にアプローチすればさらにグッと効果的です。


皮膚はただの皮ではなく「体表の脳」とも言えます。

というのも、幸せホルモンって皮膚からも出るらしいんですよ。

例えばスキンシップで一体感を得られる、あの感じ。


  • 「身の毛がよだつ」
  • 「鳥肌が立つ」
  • 「肌感覚」


という言葉もありますが、
皮膚は脳よりも先に、
あるいは脳が感じない感覚をも感じ取っている・・・。


皮膚は、“自分と自分以外のもの“を区別する器官です。

進化の過程で鋭い爪や牙もなく、足も遅いホモサピエンスが生き残れたのは、実は肌で感じ取る能力のおかげだったという説もあります。

ふかふかの体毛を捨てて、
硬い皮膚ではなく繊細な皮膚を選んで得た能力です。

(第六感って、皮膚にあるのかも知れません?)


だからこそ、ダイナミックに皮膚に働きかける整体って癒しのパワーがすごいんですよ♪

関連記事:オイル整体(マッサージ)とは?正しい知識と効果


そして、施術的には皮膚の下にある筋肉にアプローチすることが最重要です。

私はこれを、「筋肉の感覚」。

マッスルフィーリングと呼んでいます。


詳しくは:整体は力加減が超重要!なのを「腸もみ」で説明する

をご覧ください。


これで、NO全開です!!




まとめ

今回は、見た目の若さには(もちろん以外にも)血管が大切!!

そして、そのための整体のパワーについてお話しました。

よく、コリコリで辛いのを我慢している方がいますが、ただ我慢していてもなにもいいことないのに・・・と思うんですけどね。

また、整体でNOが全開に出たとしても日常生活が大切なので気を付けてください。


ではでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!


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