整体の料金の相場は?知っておくべき情報と判断基準

「整体の料金っていくらが相場なの?」
「料金が高いとレベルも高いの?」
「料金から店を選ぶポイントは?」
この記事では、整体の料金についてユーザーが知りたい情報と判断基準をまとめています。
初めにサラッと言うと、一昔前は10分1000円が相場と言われていました。
60分なら6000円ってけっこうな値段ですよね?
「うちは技術があるからそれぐらいいただきます!」
と言うのは全然けっこうなことです。
しかし、、、
大抵は「値段と技術力は全然比例してない!」ということは声を大にして言いたい。
目次
整体の料金の相場は?

結論を申しますと、整体の料金の相場はあってないようなものです。
お店によって料金はけっこう異なりますが、
実力は人それぞれなので高ければ質の良い施術ができるとは限りません。
逆に、安いからといって腕が悪いとは限りらないのです。
人間心理として「値段が高い=質がいい」と考えてしまいがちです。
例えば、家電のような“物“ならざっくり値段が質の指標にできます。
「安かろう悪かろう。」
「値段が高いからきっと質もいいんだろう。」
みたいな感じで。
でも、整体のように形のない“施術”って大概そうとも言えないんですよ。
整体の料金設定は、言い値だからです。
ただ、あまり安いと「雑な施術につながるかも」というのが私的な見解です。
モチベーションの問題とか人数をこなすことに追われるので。
反対にいくら高いお金を払っても「必殺技」は存在しません。
値引きクーポンでも、「二万円のスペシャルメニューが半額の一万円!」と言っても、もともとが二万円の価値があったのかは微妙です。
仮に同レベルの施術者が同じメニューをつくったとしても、初めから一万円に設定するかも知れません。
結局のところ、
美容院とかレストランにいくような、
そのお店の料金にどういう価値を感じるかは人それぞれということになります。
付加価値に注目!整体業の戦略路線

整体と言ってもお店の戦略やコンセプトって様々ですよね。
- 低価格路線
- 高価格路線
- 個人店
- チェーン店
「付加価値」という部分に注目して見てみましょう。
低価格路線(の個人店・チェーン店)
こちらはチェーン店でよく見かける「もみほぐし」。
60分、ニイキュッパ(2980円)とかです。
低価格路線の付加価値はそのままコスパです。
ようするに「安さ」が価値になるわけですね。
この“安さ”がなかなか曲者で、
「安かろう悪かろう」になりえることもあれば、「この技術力でこの値段!?コスパ最高ー♪」
の可能性もあります。
技術力って端的には「しっかり押すことができる」ということ。
また、コスパには接客のおもてなしも含まれます。
ただ、格安店の場合は薄利多売です。
コスパのいい仕事をしてしっかり稼ごうと思うと、相当体を張った重労働になってしまいます。
チェーン展開するような経営側はいいんですが、
歩合制であれ、
時給制であれ、
個人経営であれ、
セラピストがモチベーションを維持できる条件ではないかもしれません・・・。
高価格路線(の個人店・チェーン店)
地域によって家賃などが異なり一概には言えませんが、私の感覚では60分5000円を超えると高額の部類かな、という気がします。
高価格路線に求められる付加価値は丁寧さやステータス感でしょう。
接客の「特別」なおもてなしが価値になります。
この“特別”がなかなか曲者で、
施術自体を特別なものとして謳い文句にしているところには注意が必要です。
値段設定にかかわらず上手い下手は当然あるし特別な必殺技は存在しません。
ですから、高額店には、
(ちょっと語弊があるかもしれませんが。)
ホスト・ホステス的な役割、
より非日常的なリラクゼーション効果が求められるのではないでしょうか。
(ここ、めちゃくちゃ重要だと思いますよ。)
ここがないと私的にはわざわざ高いお金を払って利用する意味がわかりません。
とくに女性が好む「矯正(骨盤・小顔)」なんかは情弱狙いの“嘘”ですからね。
結局、自分にとっての整体の利用の仕方が大切

ここで質問なのですが、あなたが「整体にいこう!」という目的はなんでしょうか?
肩こりなどの愁訴があるにしても、
「整体にいくこと自体が楽み!」
って方もおられるでしょう。
「あー、今日整体にいける♪」
と思うだけで気が楽になるとか、整体サロンってそういう場所だと思うんです。
そのためにもあまり料金が高いと、どうしても利用機会や頻度が減りますよね。
整体は基本的にメンテナンスが目的で、「通ってなんぼ」だからです。
また、整体を利用するにしても、
「整体にただ依存している。」
のと、
「整体の本質を理解している。」
というのは別の話。
つきとすっぽんですよ。
例えば、
あなたは自分がよく知るジャンルで「手軽な問題解決法」なんかを見たとき、
「そうはいかないよ、完全に情弱狙いじゃん。」
って思ったことありませんか?
でも、私たちは専門外の話になると、
ただ「表面的」で「再現性のない」話ほど魅力的に思えたりするものです。
(ここに表面的な謳い文句に再現性が伴わない深い溝があるわけです・・・。)
「え?どういうこと」って方は、
こちらの記事を読んでみてください。
参考:整体・整骨院の次回予約の断り方と利用頻度について
業界を俯瞰して見ることで惑わされないようになりますので。
(⇧あと、コンサル以外にも、ポータルサイトなどに宣伝広告費をかけるほど、それなりの料金設定にしておかないと当然しんどくなります。)
メンテナンスとして利用するのか、
愁訴の根本的な解消を目指すのか、
自分にとって整体を利用する目的がなんなのか明確にしておきましょう。
まとめ
今回の記事は、料金うんぬん以前にまず、
整体についてしっかり知っておいた方が絶対にいい!
結局、そういう話になりました。笑
例えば整体の料金についてググって見ると、癒し系とか治療系なら相場はいくらとか微妙な見解が散見されます。
私的にはそれらを分けることに意味がないというのが実感です。
結局辛いところや関連部位を集中的にほぐして、
「ああしましょう。」
「こうですよ。」
って言うくらいなものなので。
(ビジネスモデルは自由ですが、まさに付加価値で十分。)
整体の本質的な部分を知り、実際に利用していくなかで料金の判断ができるはずです。
(整体の本質については、
「知っておくべき整体のこと」←このカテゴリーの記事を読んでみてください。)
ではでは、整体で人生を豊かに!
関連記事:整体初心者は要注意!失敗しないお店選びのポイント
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